奥が深いGPS測量

奥が深いGPS測量

雪。山。なんだかんだで春。
お疲れ様です!どうも僕です!^_^
最近GIS系のお話を聞いてきてなんだかしばらく触れていなかったので書きます笑。


山では林班、小班などかついた図面がありこれを[計画図]とよんでいます。
それとは、別に国調杭の位置や土地の所有者が記載されている図面を[集成図]といいます。
これらの図面を合わせて山を歩き境界を決めるのですが、
その時にサポートしてくれるのがGPS、GISと言われる物です。
会社によってやり方は異なりますが当社ではSP20.モバイルマッパーを使用しております。
どちらもShp形式なのでパソコンのソフトでも汎用しやすいかと思われます^_^
この携帯端末機に計画図、集成図を入れるわけですが
計画図は毎年林班、小班が変わる可能性があるので
役所などに行ってCD-Rでデータを貰ってきましょう。
ただこのCDーRの計画図は座標系式が(旧地系)になっています。
それと携帯端末機にそのまま入れると重いです。
ですから、データを軽くライン化してあげたり
座標系を割り当ててあげたりして使用していきます^_^

WGS84 世界地系
JGD2011 日本地系  

こちらはほぼズレはなく大体同じです^_^
ちなみに当社のGPS携帯端末機の誤差は数十cmです。
ここで、忘れては行けないのがGPSだけで境界を決めたり歩いたりすればダメだと言う事です。
GPSは環境に左右されやすく、山では目安にしか過ぎません。
面積、ライン測量、ポイント測量などは便利ですが…
地形、木質、木並、GPSなど全てを合わせて見る事が大事です。

木1本でもお客様の大事な財産ですからね^_^

GIS覚えればとても力になってくれると思いますので是非!^_^
久しく自分はやっていませんが時間が有ればまた_( 」∠)_